尼崎市役所開明庁舎

尼崎市役所開明庁舎(旧開明尋常小学校校舎)は、旧開明尋常小学校の建物(1937年竣工)を改修し、地域住民への住民サービス拠点としての役割を担ってきました。2007年には国登録有形文化財に指定されました。

建物は、校庭を囲むようにしてL字型に建ち、南玄関は外側に半円型に張り出しています。その上部は煙突のように天に突き出した柱があることから、艦船のような外観が特徴になっています。1階の旧校長室は、現在もメモリアルコーナーとして使用されており、戦前の奉安庫や家具が保存されています。

今後は、これまでの行政機能のほか、地域に賑わいをもたらす交流拠点としての活用も検討されています。

(住所)尼崎市開明町2丁目1-1
(電話)各窓口による

このスポットの豆知識

校庭の塀には、太平洋戦争末期の米軍機の機銃掃射によると思われる弾痕が無数に残っており、戦争の記憶をとどめ、平和な社会を願って保存されています。

校庭は現在、開明中公園として地域の子どもや大人たちに利用されています。

2020年春には、開明庁舎の1階を活用したカフェスペースがオープンしたそうです。

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