櫻井神社

櫻井神社は、尼崎城最後の城主、櫻井忠興(ただおき)公をまつる神社です。御祭神は、初代櫻井松平信定(のぶさだ)公より忠興公まで十六柱。尼崎城旧西三ノ丸に鎮座し、境内には築城当時の外堀橋杭・礎石や幕末の本丸御殿棟瓦が残っています。多数の神社所蔵歴史文化財は、尼信会館で展示されています。

嵐メンバーの櫻井翔さんの名にちなんだ「嵐ファンが集う神社」としても有名で全国からファンが集まる聖地になっています。また春には境内中に植えられた桜が咲き誇ります。

(住所)尼崎市南城内116-11
(電話)06-6401-6643

4月|春祭

春祭は、第1日曜日に行われます。

5月|博愛地蔵まつり

博愛地蔵まつりは、5月5日に行われます。

9月|例祭

例祭は、9月27日に行われます。

11月|七五三まいり

七五三まいりは、11月中に行われます。

12月|除夜祭

除夜祭は、12月31日に行われます。

1月|歳旦祭、左儀長神事(とんど)

歳旦祭は、1月1日に行われます。 左儀長神事(とんど)は、1月15日に行われ、しめ縄や古いお守り、お札、縁起物が焼納されます。

このスポットの豆知識

代々の城主は文学・芸能に優れ、中でも12代忠告公は「亀文(きぶん)」と号して多くの句を詠み、その中の一句「まず霞む 竃々や民の春」は境内の石柱(尼崎城外堀の橋の石杭の一部)に刻まれています。

尼崎城最後の城主 16代忠興公は西南戦争が始まり、戦場でコレラが蔓延しているという惨状を聞き、有志救護団体「博愛社」を結成して医薬品や看護夫とともに戦場に赴き、敵味方の区別なく傷病者の手当をしました。後にこのような行いが明治政府・世界赤十字に認められ現在の日本赤十字社誕生に至った功績を刻んだ石碑が建っています。

16代忠興は、学問向上にも尽力し、1873年(明治6)に尼崎で最初の学校「開明小学校」を設立しました。

1890年(明治23)には、櫻井神社境内に尼崎最初の幼稚園(元博愛幼稚園)が誕生し、境内にお祀りされている博愛地蔵は、その時に子供たちの無事成長を願ってお祀りされたものです。

桜のはなびらの社紋をあしらった絵馬、尼崎城天守としゃちほこが描かれた御朱印帳、様々な事からの復活を願う復活守などが授与されています。

「櫻井」という名前にちなみ、嵐ファンの聖地として多くのファンが遠方からも訪れているそうです。

拝殿の軒瓦には桜のはなびらの社紋が並んでいます。

この棟瓦には、側面に本丸御殿上料理之間と刻まれています。

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