「てらまちアイデア実践ワークショップ 発表&交流会『てらまちアワード』」を開催しました(前半)

2022年3月26日(土)サンシビック尼崎にて、「てらまちアワード」を開催しました。

2021年9月から約半年間、尼崎市内外から集まった仲間たちと一緒に考え、実践してきた「てらまちアイデア実践ワークショップ」。

計5回のワークショップを通して、約30名の参加者が以下の6チームに分かれ、オプション講座なども活用しながら、尼崎のまちをもっと魅力的にするアイデアを計画し、実践してきました。

・尼崎開明社会学校チーム
・「あまあまタウン」~はいざいでまちをつくろう~チーム
・尼崎城で和装結婚式!チーム
・大人の怪談ナイトツアーチーム
・阪神沿線ウォークラリーチーム
・てらまちアートステーションチーム

今回はそのお披露目と、繋がりをさらに広げる、貴重な交流の機会となりました。

緊張の発表準備

今回のメインイベントは、各チームの活動発表です。実践してきたプロジェクトについて、各チーム5分で発表を行い、会場から質問やコメントをいただきます。
一般の参加者さんも来場され、緊張感が増す中、開会直前までメンバーみんなで発表内容の確認や、ブースの準備をされていました。

そしてついに「てらまちアワード」がスタート!
はじめに開会挨拶と、てらまちプロジェクトについての説明があり、各チームの発表へと移ります。

活動発表

トップバッターの「尼崎開明社会学校チーム」は、「シン・地域デビュー」というテーマでオンラインセミナーを開催されました。
「私自身、このワークショップで地域デビューを果たしました」というMさんから、「元々学校だった開明庁舎で、『開明性』『多様性と包摂』『つながりのデザイン』という、三つの理念を持った学校をつくろうということでメンバーが集まりました。今後は、学校というフレームが大きいので、テーマを少し絞ったりして、ゆるくつながる場として展開をしていければ」というご発表があり、フロアからは「既存の市民大学などとは違った、このチームとしての特色を出せば、よりよい発展になるのでは」という感想をいただきました。

次に、「『あまあまタウン』~はいざいでまちをつくろう~チーム」は、子どもたちが作った素敵な作品を手に登場!
「子どもたちが楽しめるイベントをしたい、と集まったメンバー。上手につくろう、きれいに作ろうという気持ちを0に戻して楽しんでもらいたい、ということで企画をはじめ、段ボールでおうちを作ったり、廃材で好きなものをつくったりするイベントを開催。大人も楽しめないと子どもは楽しめない、ということで、大人も目一杯楽しみました。」と発表をいただき、用意いただいた動画からも楽しそうな様子が伝わってきました。
また、他チームや地元企業との連携など、イベントを通して繋がりの輪をどんどん広げていかれる姿が印象的でした。

次の「尼崎城で和装結婚式!チーム」は、着物が大好きなIさんの「尼崎のお城で和装の結婚式をしたい」という夢に賛同した方々で結成されたチームです。
コロナの影響で結婚式の中止や延期が増え、和装結婚式の出前事業を立ち上げたIさん。今回はコロナで挙式を諦めた尼崎市民のカップルを対象に、尼崎城での和装結婚式をプレゼントする企画をみんなで考え、対象者も決定し、あとは実施!というところでコロナが蔓延。残念ながら今回は中止となりました…。
しかし今後も諦めず、皆さんの協力を得ながら夢を叶えたいということで、生業としての展開も期待される活動となりました。

後半では引き続きチームの活動発表と交流会の様子をお伝えします!
ぜひ続けてご覧ください。