「てらまちアイデア実践ワークショップ 発表&交流会『てらまちアワード』」を開催しました(後半)

(前半)のレポートに続いて、チームの活動発表と交流会の様子をお伝えいたします!

活動発表

次の「大人の怪談ナイトツアーチーム」は、なんとアワード当日の18時からプレイベントがスタート!18時に阪神尼崎駅からお城へ向かい、その後少し怖いガイドを聞きながらてらまちを歩いているところに、尺八を吹く人が現れたり?!ということで、フロアの皆さんはとっても楽しみなご様子でした。
また、その尺八は飛行機の部品に使用されるようなマグネシウムでつくったものだそうで、尼崎のまち工場の加工技術のすごさをアピールするため、ひとつのコンテンツとして組み込んだそうです。
今後は既存のイベントともセットで展開していき、尼崎市の風物詩にしたい!ということで、尼崎の活性化に繋がる活動として、今後がとても楽しみです。

次の「阪神沿線ウォークラリーチーム」は、「商店街を盛り上げたい!阪神沿線一体となってまちを巡るような企画をできたら」ということで、阪神沿線の15か所のポイントを巡ってキーワードを集める、ウォークラリーを開催されました。
準備はラリーの台紙づくりから始まり、協賛いただいた皆様から参加賞をいただいたり、応募箱を設置したりと多岐にわたります。当日は他のイベントと重なったこともあり、参加者は予想以上に多かったそうで、全てのポイントを回って応募いただいた方が50名と盛況でした。
今回は「あま咲きコイン」という地域通貨を景品に出来たので、今後は地域経済も交えた取り組みが出来たら、ということで、行政とのコラボ等も期待される活動となりました。

最後は「てらまちアートステーションチーム」です。
当初は「キャラクターの力でまちづくりをしたい」という思いがあったそうですが、ライセンス等の課題があり断念。神戸市長田区でのシャッターアートの事例を聞き、企画を転換。今回のプロジェクトでご縁のあった三和本通商店街で、シャッターアートのライブペインティングをすることになったそうです。
真冬の夜、とても寒い中でシャッターを洗う所から始まり、「なかなかハードなことになった…」とも思ったそうですが、通りがかった方から声をかけていただいたり、使用するロゴマークの型や塗料などを地元企業から協賛いただいたり、商店街や企業、市民も巻き込んだ、素敵な企画となりました。

6チーム全ての発表が終わり、プロジェクトメンバーの皆さんはホッと一息。
最後に、半年間ともに企画を進めてきた仲間たちや、一般の参加者さんとの交流の時間を持ちました。

交流会

交流会では、各チームのブースを自由に回り、ワークショップで出来た繋がりをさらに広げます。プロジェクトや尼崎についてなど、一般の参加者さんも交えてどのチームも盛り上がっていた様子でした。

また、プロジェクトで実際に使用した物品を囲み会話が弾む場面も。緊張が解けた様子でお話される姿も印象的でした。

楽しい交流の時間はあっという間に過ぎ、最後に閉会挨拶と、集合写真を撮影し、約半年間の集大成である「てらまちアワード」は閉会となりました。

これからも

「てらまちアワード」で「てらまちアイデア実践ワークショップ」は一区切りとなりますが、今後も様々な形で、尼崎を盛り上げる皆さまのアイデアや企画を応援していきたいと思います。
今回、この企画を通してご縁のあった皆さま、本当にありがとうございました。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします!