過去一現在一未来をマッピング
10/24(日)は尼崎市立歴史博物館にて、てらまちアイデア実践ワークショップのオプション講座「尼巡りフォトマッピング&ディスカッション」を開催しました。
江戸時代からのてらまちの歴史とまちの歩みを知り、皆さんの思い出や記憶を振り返りながらこれからのてらまちについて考えるワークショップです。
てらまちの歴史を知る
はじめに、尼崎市立地域研究史料館の河野さんより、1670年頃の尼崎城下の絵図を見ながらてらまちの歴史についてお話いただきました。
尼崎は半世紀ほどかけて、城を中心に武士や町人たちが集まる町として栄えていきましたが、明治に入り「廃城令」が発令された時、伝統都市としての町並みを残すか近代都市として商業的に発展させていくかの選択を迫られます。
後者を選んだてらまちの歩みを、昔の写真や地図を交えながら講演いただき、参加者の皆さんは当時の人々の生活や仕事に思いを馳せながら真剣に聞き入っている様子でした。
地図から思いを馳せる
てらまちの魅力
過去のことを知って、今度は現在と未来のてらまちについて考えます。
参加者の皆さんは「自分の思い出」「風景・景色」「未来のAMAGASAKI」についてのトピックをカードに書き込み、大きな地図にマッピングしていきました。
色んなお話が飛びかいながら、美味しい食べ物や、お気に入りのお店、昔働いていた会社、ご家族との思い出、そして”こんなまちになってほしい”という願いが次々と地図に加わっていきます。
思い出話から発展して「こんなことやってみたい」「こんなことできないかな」とアイデアもどんどんと湧いてきましたので、各チームのワークショップにどう盛り込まれていくのか楽しみですね!